シュタイナー予言の日本。

アドルフ・ヒトラーといえば、その危険性を予言していたルドルフ・シュタイナーという神秘家のことを語らなければなりません。子供の頃から、ある種の超能力者だったらしいシュタイナーは、はじめインド系の古代の神々の知を再発見しようとする時代のムーブメントによって、神智学というものに近づきますが、やがて、自身の道として人智学というものを創始します。このシュタイナーを天敵のように見ていたのが、ナチスのヒトラー、正確には、ヒトラーを使っていた魔物のようなものなのでしょうが、1925年には暗殺を疑われるような死で、その活動は終ります。この死を待っていたかのように、ナチ党は大躍進し、1933年にヒトラーは首相になり、ナチス・ドイツの時代がはじまります。それから、崩壊まで、わずか17年ということです。シュタイナーが亡くならなければ、その時代は来なかったのかもしれません。そのシュタイナーにとって、日本は地球の中心的な土地であり、残された予言では、西暦2000年代には、暗黒の王のようなものが降臨するとされています。いまの日本列島の現状を見れば、その予言通りの事象が進行しているというのが、実感なのではないでしょうか。要するに、日本が主戦場なのです。