一神教の神の約束が果たされないまま、人間がマネーという狂気のツールを使い続けた結果が、現在の地球の姿です。精神界の伝達では、一神教の神の問題を解決しない限り、この物語宇宙は次のステージに移行できないので、時間制限をつけた上で、その神の物語の場として、この地球、いまの言葉でいうとガイアを使用する許可を与えたということです。つまり、一神教の神は、マネーをつくった何者かに敗れ続けていると考えられるのです。この問題を解決するために、宇宙の外側の知を導入しなければならなかった、というのが正しい認識なのです。ですから、聖書の神の約束で、人間がマネーのくびきから逃れられるのは、最後の審判後の世界ということになります。ひとりひとりの人間が、審判の容器だということで、その審判を実行できた人間に、その約束が訪れるかというと、そうではありません。生きるためには、審判を実行できた小宇宙の主人となった人間にも、現行のルールのマネーが必要なのです。ところが、審判後の人間の意識には変化が生じます。約束されたルールに従うマネーの仕組みを、人間は創造すればいいのだ、と気付くのです。そこから、新しい人間文明の創造がはじまると考えてみてください。だから、ひとりひとりが救世主なのです。