新しい人間は、広大な無意識領域への自分探しの旅に出ることになるというのが、人間は神の子であり、人の子となって、神の物語を読み終えて、その中に自分のテーマを発見するという、精神学協会が人間界に伝達している情報の最終的到達点になります。その旅の中で、ある人はイエスに会うでしょうし、ある人はブッダに出会うというのが、精神界というものなのです。そういうことを自然に指向するのが、ニュータイプのサピエンスだということです。ここで、カバラ的時空の中で読まれているサピエンス全史という書物は、無神論で説明したいという現行人類のたましいに刻印された何かに、動機づけられたものだということに、気付く人は気付きます。それは、イエスの十字架の責任は誰も問うことができないと想定される時空の話で、実体としての宇宙には、すべての過去を審判のデータとして保存しているらしい場があるということです。そしてその場にアクセスする方法として、精神学協会にはアカシックという名のシールと、空という名のシールが授けられています。それを使う人間がどのような場とコンタクトが生まれるのか、そこにミクロコスモスとマクロコスモスの情報共有の第一歩があります。