この二十一世紀の前半の世界の動きを見ると、武漢ウイルスの騒ぎで、最も、ダメージが少なかった日本という国が、人間世界的な失敗で、また敗北する道を進んでいます。
いまの日本の姿は、アメリカと戦争をして、アメリカの植民地のようになった結果だと、多くの日本人が信じていますが、精神学の立場からいうと、明治維新からの西欧文明への憧れと盲従からの折返し点で、その文明の事実上の支配者となっていた、アメリカを支配する勢力の背後にいる悪魔に、日本という国が捧げ物として提供された結果ということになります。明治維新というものが、西欧文明を受け入れるきっかけになったのは事実ですが、その文明の背後には一神教の悪魔がいたのです。この日本に古代イスラエルの民が、移り住んできたという伝承がありますが、その民と共に悪魔が日本に来たわけではありません。
日本列島に、そうした魔的な意識体が来たのは、日本神界のいい方だと、仏魔が来りて、という言葉があるように、仏教伝来以降なのです。そこに歴史の真実があるとすると、イスラエル、ユダヤの民に悪魔が影響力を持ちはじめるのはいつか、ということになります。